16年3月定例会

1 トヨタ本社移転
2 教員の不祥事について
3 職員倫理条例
4 市内における自殺対策


≪工藤彰三≫

  お許しをいただきましたので、通告に基づきまして順次お尋ねいたします。風邪を引いておりまして熱がありますので、いつもの美声が出ません。お許しください。
  私も今回の質問をノー原稿、ガチンコ方式で行いたいのですが、もう時間がありません。また、昨日諸先輩議員の方から、おまえは壇上で何をしゃべるかわからない。いつまでしゃべるかわからない悪い父親の遺伝子が入っているので、質問原稿を持って尋ねろという指導がありましたが、数字のメモ書きだけ持ってお尋ねします。市長さん、心から、心の底から答えてください。熱い思いをこの市議会で聞かせていただきたいと思います。
  先ほど、我が党の田島議員もお尋ねいたしましたトヨタ本社移転についてお尋ねします。
  皆さん、1兆円と聞いて何を想像しますか。1億円入りのジュラルミンのアタッシュケース1万個、5メーター掛ける5メーター掛ける6メーター、すなわち150立方メートル。この議場の真ん中の約4分の1の1万円札。先般発表されましたトヨタの純利益であります。このトヨタが名古屋駅前に新たな超高層ビルを建設し、本社営業部、国際事業部を移転してくる話があります。正式に発表されておりませんが、同級生が3人勤めておりまして、内々でお話を伺いました。2007年にビルとともに開業予定と聞いております。またさらに、近隣の土地を取得し、関連ビルも何本も建設するそうです。万博誘致、中部新国際空港、この陰にはこの巨大なトヨタという企業の名前があることを皆さん御存じであると思います。社員が転居してまいります。そして、グループ企業、下請、孫請がこの名古屋に必ず参入してくると思うんです。産業は活性化し、名古屋が国際化するとも言われております。交通体系も変化する、そのようなことを言われておるんですが、雇用体系も変化します。
  先ほど田島議員は、トヨタが来る、大阪府知事の太田さんは、トヨタに何とか大阪に来てほしい。名古屋は恵まれとるねというふうにおっしゃいましたが、別の観点で私は考えるんです。このトヨタ、これだけの大企業が名古屋に攻め入ったとき、名古屋はどのような状態になるかということを私は市長に聞きたいんです。大渋滞が起き、都市機能が麻痺し、そして下手すれば、首都機能移転はつぶれておりますけれども、省庁移転はまだ残っております。経済産業省も名古屋に来るかもしれない。一体全体どうなってしまうんだ、名古屋。で、考えていただきたい。名古屋市民は閉鎖的、国際化で突然外人さんがやってきて、万博やってきて、それでこのまち、市民は耐え得ることができるんでしょうか。その辺のことも考えていただきたい。
  そして、トヨタによる支配です。トヨタは容赦なく拡張し、どんどんどんどん営業を進めてまいります。他社は、このトヨタに対して、名前挙げちゃいけませんけれども、勝てるでしょうか。一方的に勝ち組、負け組ができるのではないでしょうか。それによって他社の失業が増大し、リストラで雇用も減る。その辺のところを、市長さん、一遍考えてもらたいたいと思うんです。貿易センターみたいなあのようなテロ事件も起きてもおかしくないと私は思うんです。────────────────────────────────────────────、この名古屋市行政はどうなるんでしょうか。関連企業による政治支配も私は考えております。当時、挙母市から豊田市に昭和34年に名称が変わったと聞いております。このときは何と、調べてみましたら、トヨタ系列の市長がいて、またその系列の市会議員さんもいて、すさまじい勢いの議会紛争があったと聞いております。それでも名前が変わってしまったんです。どういうことが起きるのか。あちらは豊田市、これから名古屋市は、ひょっとすると片仮名のトヨタ市に変わるかもしれない。そのような事態に、えらいことが起きるかもしれない。トヨタが来るか、本当のことかわからないということを何か当局はおっしゃっておりました。決定もしていないことに答えることはできないというわけのわからないことを言われましたが、名古屋市長として、その辺のお考えを一度聞きたいと思うのですが、どうでしょうか。
  続きまして、教員不祥事についてお尋ね申し上げます。
  皆さん、間もなく卒業式のシーズン到来でありますが、仰げばとうとし我が師は来ぬです。いろんなことを考えてまいりましたけれども、言っちゃ悪いですけれども、今の教員、一部の方ですよ、一生懸命やられている方は、本当に熱意を持って、志を持って教師として頑張られております。ただし、一部の情けない教員のために、えらいことになっております。PTAの問題もあります。しつけもしておらぬ子供を学校に出しておいて教員のせいにするのも、いささかと思うんです。やはりちゃんとしたしつけをして集団生活をできる状態にしてから、小学校、中学校に行かせるのが私は当然のことだと思いますが、そのことを今の学校教員に求めても無理だと思うんです。1クラス30、25と減らしたところで、余りにも教員の先生方が行う仕事が多過ぎる。当然悩みも多いと思います。一生懸命やる方もいます。ただし、ひどいやつは本当にひどいんです。ここにいろいろありますけれども、あんまり読むと教育長さんも市長さんも下向いちゃうから読みたくないのですが、───────────────────────────────────────────、さまざまなことがありますが、時間ありませんので割愛しますけれども、言っちゃ悪いですけれども、一般常識を持たずに教員になられたら困っちゃうということなんです。
  先般、学校の先生と交流を図りました。当然地元のPTAとの交流会でも、校長先生、教頭先生、校務主任、教務主任の方とも話します。いろいろお話を聞かせていただきました。就職の動機は何ですか。ひどい先生の話ですよ。まず、春・夏・冬休みがあるからのんびりできる。何をしてもよっぽどじゃない限り首にならない。安定した生活が待っていて、自分の余暇を趣味の時間に費やせる。休日に出勤する必要はない。すさまじい理由だと思うんです。そして、私もいろんな話をさせていただいた。あなたは大学の教育学部、もしくは教育大学出身でしょうと。教員になろうと思った、その当時の受験したときの志はどこに行った。いや、そんなものはですね、今の社会を見てれば一番安定しているのは教員なんだ。だから公立の小学校、中学校の教員になることを私は考えてやっているんだからほっといてくれというとんでもないやつがおりました。でも、私たちの大事な子供、この日本、名古屋を託す子供たちを、こんな教員に指導はさせることはできない。そして最近、いじめ、不登校、暴力、薬物乱用、万引き、売春、これは子供の問題じゃなくて教員の問題ということが発覚しております。えらいことではありませんか。子供に対して生活指導手引がありますけれども、まさに教員に対しても生活指導手引が要る。こんな状況が今の名古屋の教育、一部です、勘違いしないでください。
  先ほど梅村議員が英語がしゃべれるなごやっ子、大事なことだと思います。英語をしゃべれなきゃいけない。でも、もう一度教員の方たちに考えていただきたい。まず正しい日本語をしゃべっていただきたい。そして、先ほどの生活指導の本の中を一部見ました。子供の言葉に合わせて不良の子たちの言葉を読み取ろうという隠語というところがありました。─────────────────────────────────────────────────────────────────。こういうさまざまな言葉が100個ぐらいありました。これを知っていないと、わからないと今の教員は対話ができないと。冗談じゃないですよ。子供にしっかりした日本語を、しっかりした標準語を教えて、そして先ほどのようなまた英語教育をどんどんやっていただきたいと思うんです。そして、私は今子供の悪口ばかり言うでなく、教員の悪口ばかり言うでなく、書道であり、そろばんであり、日本の文化はどこ行っちゃったの。コンピューター、パソコン、いいですよ、彼らが書く字を見たことありますか。へんとつくりはもう記号なんです、彼らにとって。これで日本の書道という筆の文化、そろばんという暗算の文化、どこに行ってしまうんでしょうか。
  私は痛切に今名古屋の教員はどうなっているんだと、この名古屋の教員はどういう採用をされているかということを考えたわけです。芥川賞作家、19歳の方が出る時代、大リーガーが出る時代、世界に通用する人材がどんどんこの名古屋地方から出ていくとき、逆の人材もだんだん出てくる。それを教える教員の採用方法を私は考えて、文部科学省に聞いてみました。大学のことを悪く言いたくない。何と愛知教育大学出身者、教育長さんよく聞いてほしいですよ、15年度現在、校長先生は82.3%が卒業生、教頭先生66.7、教育委員会事務局78.2、教員50.5。この御時世に、他の政令指定都市の2倍から3倍の独占した数値、これはどういうことなんでしょうか。そして聞くところによると、他の大学、他の教育学部から入ってきた先生は、なかなか校長、教頭になりにくいといううわさも聞いております。これは愛教大のOBにおける─────じゃないかと、私が思うんじゃないですよ、出世が不可能、やる気なし、いろんな問題ありますけれども、その辺を改善していただきたいんです。社会人教師も採用してもらいたいし、行政からもほかの方も採用してもらいたい。このままいってしまうと、大学には申しわけないんですけれども、愛教大の愛教大による愛教大のための名古屋市教育委員会です。
  そして、先般、先輩方が大人の知の拠点というのができると言いました。頭の悪い私は、大人の知を────────────────────────────────────────という勘違いをしたら、ばか、違うよ、教育館の改築だよということがありました。ああそうか、一生懸命市長さんがこれに力を入れるのはわかる。最近テレビで名古屋弁丸出しの国会議員さんが、ひょっとすると来年出るかもしれぬといううわさもある。────────────────────────────────────────────────と私は勘違いしてしまいました。市長さん、私はしっかり応援しますので、頑張ってくださいよ。
  それと、名古屋市長さんに言いたいのは、悪質番組、いろんな番組がありますが、それに対して廃止要請を、郵政大臣、現在の総務大臣に松原市長は一度も要請していない。この番組のことも大変問題なことであります。元教育長、教育のプロである名古屋市長さんに、私のモットーとするわかる授業、楽しい学校、主役は児童であり生徒、このことに関して、教育問題について熱く語っていただこうじゃありませんか。
  続きまして、職員倫理条例、よろしいですか、時間がないものですからね。続きまして、職員倫理条例についてお尋ねいたします。
  このことは諸先輩方が何度も質問されておりますが、12月24日、オン・ザ・テーブルという言葉を発して、市長はいろいろこの条例のことを突然発案されてまいりました。口きき、あっせん、市民の一部、いわゆる議員のことだと思うんですが、ちょっと教えてもらいたいんですけれども、この議場内で──────言うことは構わないんですよね。これはあっせんにも口ききにもならないですよね。というのは、私は熱田区出身ですけれども、この条例が出てからいろいろ頼まれ事をお断りしているんです。そうしますと、おまえは父親と違って全く間に合わぬ、電柱の件、下水のます、いろんなことを頼もうとしてもおまえは断る。こんなことなら去年の4月、工藤恭弘を出しといた方がよかった、そういう手厳しい電話もあるわけです。
  でも、そういう問題じゃないと思うんですよ、この議会と市役所の関係は。堀場議長は就任されたとき、チェック・アンド・チェックでいくと言われたそうです。そうしたら、松原市長はチェック・アンド・バランスと言ったんです。市民と議会とこの市役所、この三つ、三権分立じゃないけど、この三つのバランスと自分で言っておきながら、なぜこのような職員倫理条例を早く議会で可決させようと思うのか。その辺のところも聞かせていただきたいですし、市長さんはこのとき、逮捕された市会議員、局長、部長のことは全く頭になかったんですか。あなたはあっさり切り捨てて、このようなことを考えられる人間なのでしょうか。言い方は悪いですけれども、これが農林大臣、防衛庁長官だったとき、どうなったでしょう。見事に更迭という言葉、簡単に言うと首ですよ。それぐらい市長というのは重さがあって責任があると思います。その市長さん、今回の職員倫理条例について、提案理由をこの議会に対してしっかり教えていただきたい。その点をお尋ねさせていただきたいと思います。
  四つ目です。市内における自殺問題に対する本市のかかわり方についてお尋ねさせていただきます。
  安心・安全をモットーと市長さんはおっしゃられております。地震、犯罪、それ以外にも、悲しいかな人間は自分で自分の命を絶つ自殺、この問題はこの議会ではまだ取り上げておりませんが、この自殺の問題について私は最後尋ねてみたい。
  平成14年、全国で自殺された方は3万2143人、交通事故死の3倍強。60歳以上1万1119人、34.6%、子供は502人もいます。無職の方1万5117人、47%。被雇用者7,470人、23.2%。自営業者4,089人、12.7%。主婦、だんなも含めて2,896人、9%。これは職種についてです。動機、当然遺書があった方ですが、9,530人。その動機は何だと思いますか。まず第1番、健康問題3,682人、38.6%、生活問題、苦しかったんでしょうね、3,297人、34.6%、家庭の問題、子供の教育の問題、夫婦の問題、895人、9.4%。勤務問題、これはリストラかもしれません、いろんな職場の雇用関係かもしれません、555人、5.8%。遺書なし、2万2613人。よろしいですか。この名古屋市内においては、平成14年、男性の方324人、女性130人。大問題ですよ。454人の方がこの名古屋市民で自殺されている。そして自殺未遂の方は、この数字の約10倍いるんです。5,000人弱の方がこの名古屋市内で自殺未遂をしている。私も気弱な人間です。いつも、やばいな、何かあったら死んじゃおうかなと考えることはだれでもあると思うんです。でも、現実化した数字が今この数字なんです。失業問題、老後の問題、福祉の問題、孤独感、そしてリストラ、自己破産、ノイローゼ、うつ病、家庭問題、さまざまな問題でみずから命を絶っている方が名古屋で454人。そして、残された家族はどんな心の傷を負いながら暮らすんでしょうか。
  自殺を防ぐのに一番いい方法というのが、声をかけてあげるということらしいんです。声をかけて、大丈夫、声をかけて、あしたも会おうね、声をかけて、まだまだあしたがあるさじゃないですが、どんどん声をかけることによって、人は自殺という道を選ばなくなっているという、そういう事例があると聞いております。SOSを自殺したい願望者は絶対出していると思うんです。そのメッセージをキャッチする相談員が名古屋にいるのでしょうか。そのことについて私はお聞きしたいし、名古屋新世紀計画2010の施策の中には、自殺問題について取り上げられてないんです。このことを一遍考えてもらいたい。そして、フィクション作家じゃありませんけれども、この自殺しようとした方々が、先週金曜日に裁判ありましたが、オウムという団体に勧誘されて、そして、どうですか、私たちと一緒にやりませんか。麻原尊師はすばらしいよというもとで、あったら困るんですけれども、────────────────ということになったらどうなるんですか、この名古屋は。政治家としてそのような対策を考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。自殺の問題、本当に深刻な問題と思いますので、そのことをお尋ねさせていただきまして、私の第1回目の質問を終わらせていただきます。(拍手)


○市長(松原武久君)

  4点、御質問いただいたと思います。
  トヨタ自動車に関する問題でございますが、東京に本社のある海外部門などの共同ビルへの移転については、現在検討中というふうに伺っております。世界的な大企業の主要部門が本市に進出するということは、都市を活性化させ、都市の魅力と国際競争力を高める観点から歓迎すべきことであるというふうに思っております。
  そして、今議員御指摘の御心配の向きでございますが、大企業の進出によって市の主体性が損なわれることはないかと、こういったことについていえば、市政運営の自主性が損なわれることはないというふうに思っています。今後とも都市の活力を高めて、雇用機会の拡大を図るために企業誘致や産業振興を進める一方で、市民とのパートナーシップや市民志向に根差した自主・自律的な市政運営に努めてまいりたいと、こんなふうに思っておるところでございます。
  2点目の教育の問題でございますが、非常に多岐にわたっておりましたので、全体的にどの部分について御答弁差し上げていいのかと、やや困る部分があるわけでございますが、議員と懇談されたときに発言されたような、もし先生がそのまま最初から最後までそのような発言をしておられたということであれば、私はその先生に職を辞することを勧めたいというふうに思います。私自身が考えますには、やはり子供のときに出会った教師の影響というのは大変大きいというふうに思っております。この3月に卒業式が名古屋市の学校で行われるわけでございますが、きっと子供たちはきちっとした卒業式をやって学窓を巣立っていくというふうに私は思っております。私は、教員はまず第1に子供が好きでなければいかぬというなふうに思っております。それから、意欲と使命感がある、このことがとても大事というふうに思っております。幾ら子供をしかっても、その先生に愛情があり、意欲があり、使命感があると思っておれば子供は言うことを聞くと、こんなふうに思っているところでございます。
  三つ目の職員倫理条例についてでございますが、これは、まず職務を公正に執行する、そのために職員がきちっと身につけなければならない、意識していなければならない、そのことを条例として定めるということでございます。その本旨は、二度と再びあのような問題が起きないようにしようと、これが本旨でございまして、この条例は職務の執行の公正さに対する市民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図って、公務に対する市民の信頼を確保することが目的でございまして、条例において職員の行動基準となります倫理原則や贈与等を受けた場合の報告ルールを明確に定めることでございまして、職員一人一人が倫理保持について自律的に倫理意識を高めて、誇りと使命感を持って仕事に取り組めるようにしたい、こんなことでこの条例を制定しようとしておるところでございますので、御理解を賜りたいと思います。
  なお、議員の議場内の発言がこの倫理条例に触れる云々かんぬんということは、それは職員の方でございまして、議員さんに対してこの条例が及ぶものではございませんし、議場内での発言は、これは記録としてとどめられるものでございますから、絶えず公開の対象になっているものというふうに思っておるところでございます。
  それから、4点目の自殺に対する本市のかかわりということで御指摘をいただきました。
  議員御指摘のように、平成14年には本市で454人の方がみずから死を選んでおるという悲惨な事件が起きておるわけでございます。これも平成5年が303人であったことを考えますと、非常に多くふえておるということはそのとおりでございまして、大変心配される状態でございます。
  この自殺ということは、本人だけではなくて、家族や周囲にも大変悲しみや不幸をもたらす、社会的にも大変重大な問題であると認識をいたしております。自殺の原因は一様ではない、大変複雑に絡み合っておると思いますけれども、共通することは、その根底に将来に対する希望や生きがいの喪失があるのではないかというふうに思っております。そうしたことから、将来に夢や希望を与え、生き生きと暮らすことができる社会の実現こそが私に与えられた使命であるというふうに思っております。絶えずそのことを意識して仕事をしてまいりたい、こんなふうに思っております。
  具体的には、今御指摘のございましたように、そういう感じを持っておられる方に、人によって励ましを与えた方がいい場合があるし、人によってそっと見守る方がいい場合がありますが、この状態というのは一概には言えません。我々は、やはり専門機関として、保健所あるいは精神保健福祉センター、そういったところで精神保健福祉相談日等を設けて相談に応じるとともに、講演会等で啓発をしてまいりたいと思っていますが、本当に死を選ぶ状態になっている人に対してどのようなケアをするかということは、各人各様本当に難しい問題があると思いますが、私が本当に私淑しております精神科医がおっしゃったことがございます。ノイローゼとかうつ病というのは一種の精神の骨折であるから、その人をゆっくり休ませてあげてください。そして本当に死を選びそうであるならば、家族の者が24時間きちっと見守ることが必要である。それでなおかつ心配の場合は、これは施設に入れないといけませんといったことをおっしゃっていただいたことが大変印象的でございます。我々は、個々具体のケースに私自身が絶えず当たるわけにはまいりませんけれども、市の職員は、そういったいろいろな専門機関の者については、きちっとした使命感を持って仕事をしていくようにしたいと思っております。
  以上でございます。


≪工藤彰三≫


  4点、お答えいただきました。都市基盤に対するビジョンを聞いたわけであります。心配はありませんという言葉が返ってまいりましたが、私が心配したのは、トヨタから市長選挙に出てくるんじゃないかなと思って、気にして言ったわけでありまして、あれだけしっかり答弁されたら、自信満々ですからいいですよね。
  子供の未来について語っていただきました。このことは単純に語れない話でございますので、財政教育委員会の先輩方に一生懸命議論していただいて、市長さんを呼んでどんどんやっていただきたいと思います。
  議員との対話について、1点申し上げたいことがあります。質問、これもう一遍答えていただきたい。220万人都市名古屋、市民から選ばれて、チェックされてこの議会に出ている皆さん、そして3万人の職員、私は、これバランスがとれていると思うんですよ。たまたまですけれども、こじつけじゃありませんが、220万人の市民を3万人の職員で割ると、見てください、73.3、この議場の人数です。このバランスをもってこの名古屋市というのは進むべきだと、私はこじつけかもしれぬけど言いたい。ですから、この議員、きょうは74ですが、74名の議員に対して、もう一度市長さん、職員の倫理条例かもしれませんけど、あくまでやっぱり議会に対しても、どういうことなんだということだけ、まず1点、再質問したい。
  最後、自殺のことについては、やはり市長さんですから、一言市長室に相談にいつでも来いという言葉が私は欲しかった。だから、議員とのことについて倫理条例のこと、再質問させていただきます。



○市長(松原武久君)


  今議会で御提案させていただいておりますのは職員倫理条例でございまして、名古屋市の職員に対しての条例を提出させていただいておるわけでございまして、このことについて御審議をお願いしたいと思っております。そして、議員の皆様方との関係等につきましては、今後さらに公正職務執行提言委員会等でいろいろな御意見を賜った後、私どもが、まとまりましたことにつきましてまた議会の皆様方と御相談を申し上げたい、こんなふうに思っております。
  以上でございます。


≪工藤彰三≫


  最後に、要望させていただきます。市長さんに大変失礼かもしれません。私は来年4月とは言いませんけれども、四つ質問して、今回テストをさせていただきました。市民の生命、財産を守るのが政治家の一番の大前提であります。未来の都市を語ることも今回質問させていただきました。子供の教育に対する熱意、一番持っていると思いますが、このことの確認もこの短い時間でさせていただきました。そして、市長さんは、昆虫で例えたら、怒られちゃいますけれども、教員、役人、そして政治家という変態を重ねてきた。幼虫、さなぎ、まさに次成虫になる。1期より2期、2期より3期、それの方がかなり大変な市長だと思います。早く、そして強く、そして優しく施策を進めないと時間がないと言われております。多数の先輩方が質問されました。市長さん、あと1年で仕事をやれるのかと、やるためには、早く、強く、優しくです。一生懸命頑張っていただきたいのと、市長さん、私見ていて今回の議会で思うんです。熱い心と冷めた頭脳がちょっとないんじゃないですか。その辺をもっと熱く語って、自分が名古屋の政治家、名古屋のリーダーシップをとっていくんだというところを強く要望させていただきたいのと、最後に、この倫理条例が施行される前に、この3月で退官される局長さんに長い間御苦労さんと言いたい。
  これをもちまして質問を終わります。(拍手)